癌の謎が解けた. 鍵はミトコンドリアにあった by Dr.安保徹

Updated: May 31, 2019

📝発癌の仕組みとは、先祖細胞に戻りミトコンドリアを減らし低酸素でも生き延びようとする適応現象のこと

私たちは一つの生き物のように見えるが、そもそも無酸素の地球で、6単糖のブドウ糖3単糖に分解する形で、解糖系という方法でエネルギーをとって、単細胞のまま分裂するのが一番繁栄する生命体だった。同時進行で、太陽の光を使って光合成をする細菌が進化の過程で生まれた。その進化の中で酸素を放出するものが現れ、地球に初めて酸素が溜まってきた。この危険な酸素のために我々の古い先祖は生き辛くなっていた。この危険な酸素を使って、効率良くエネルギー(ATP)を作るミトコンドリアが生まれた。ミトコンドリアは、遺伝子を持つ細胞に寄生するする生物のような存在。

我々の古い先祖は分裂が早いためにミトコンドリアが入っても希釈されるとう難点があったので、なかなか安定した寄生関係ができなかった。8億(800million)年くらいかかってきちんとした共生関係ができた。今から20億年前に始まり、12億年前までかかった。ミトコンドリアが分裂抑制遺伝子を持ち込んで、我々の古い先祖の遺伝子の分裂を止めるとか遅くするようになり、希釈されなくなった。今もその名残で、ミトコンドリアの多い細胞は分裂できない

ミトコンドリアの多い細胞は、筋肉で言えば赤みを帯びた肉で心筋とか横隔膜とかで、休みなく動ける(有酸素)。骨格筋では赤筋。あとひとつは脳神経。私たちは息が止まると真っ先に脳がやられる。ミトコンドリアが多いから。大体3歳くらいで分裂が終わって、あと一生大事に使い続ける細胞。なので脳梗塞とか心筋梗塞とかを起こすとダメージがひどく障害が残りやすい。広範囲の時は死ぬこともある。一方ミトコンドリアの少ないのは皮膚の細胞、腸の上皮、骨髄細胞。あとは、子供の時期は解糖系中心で生きるので全身の細胞が分裂する時期。

驚いたのは、子供から大人、大人から老人になるに従って、解糖系優位(子供)で始まって、1対1の調和の時代(大人)を経て解糖系が縮小し、お年寄りになるにつれミトコンドリアで生きるというシフト現象を見つけた。なので、子供の健康法、お年寄りの健康法、癌の問題、全部解けた。子供は解糖系で始まるので、瞬発力を発揮して元気よく遊ぶ。ところが乳酸がたまるので長続きしない。これが子供の遊び方。で、解糖系は分裂なので、特定の場所でなく全身の細胞が分裂する。

ブドウ糖1分子から作られるATPは解糖系では2分子。ところがミトコンドリア系では36分子。8倍のエネルギー効率の差がある。だから子供たちは10時のおやつ、3時のおやつと、伸び盛りの子供達はやたらにお腹が空く。糖を使う時代だから。大人になると成長が止まって、3食でよくなる。お年寄りになると解糖系が縮小して機敏な動作が苦手になって持続力が残る。

ミトコンドリアは鍛えると数が増える特徴があるので、鍛える場所は、筋肉の赤筋と脳神経ですから、体を使うことと頭を使うことが、ミトコンドリアを維持し増やす。なのでお年寄りになってぼんやりしているとミトコンドリアが少なくなって、体ももうそろそろしまい時だと思って死んでゆく。ところが体や頭を使っていると、まだ生きるのかと体が判断し、生き続ける。お年寄りは70〜80代になると少食になる。

私たちは辛い目にあうと髪の毛が抜けたり歯が抜けたりと、進化した臓器を削る反応をして基本に戻って生き延びようとする。その基本に戻る一番の原点がミトコンドリアを減らす適応現象。20億年〜12億年前の先祖細胞に戻れば、低酸素でも生きれるわけだから、これが発癌の仕組みだったんです。癌は遺伝子の失敗ではなく・・・癌でさえ体の失敗ではない・・・いわゆる過酷な内部環境に適応する反応です

だから癌を自分で治す人は過酷な環境から離れ、体を温めて、深呼吸をする人。最終的に癌細胞を攻撃して現象させるのは自己統制のある腸管免疫なので、腸内環境をよくし、便秘や下痢などの乱れをなくして腐敗臭のない便を出してリンパ球を育てること。色んな事を理解すれが、ストレスの反応でさえ体の失敗ではないとわかる。

ー統合医学を学ぶシンポジウムー



免疫

📝細菌処理顆粒球=アドレナリン受容体・大量発生すると常在菌と反応しを作る。

抗体を作る←リンパ球=アセチルコリン受容体・大量発生すると過敏やアレルギーが出る。

私たちは細胞生物として構成する細胞が特殊化されていったが、体を守る働きはむしろ退化した。この難をどうやって乗り越えたかというと、単細胞時代おアメーバのような細胞を特殊化しないで残して全身に分布させて身を守った。一種類の防御細胞マクロファージだけだったのが、脊椎動物になってから、細菌処理に優れた顆粒球、そして小さな異物を培養分子で凝縮させて無毒化させるいわゆる抗体を作るリンパ球ができた。私たちの血液中には、基本のマクロファージは5%、顆粒球は60%、リンパ球は35%の分布で身を守っている。免疫力の高い丈夫な子供に育てるためには、風邪の季節になったら、手洗いとうがいは控え目にしましょう言える大人にならなきゃダメ。

顆粒球は膜上にアドレナリン受容体を持っていて、興奮した生き方をしている人は顆粒球が増えるように調整されている。一方リンパ球は膜上にアセチルコリン受容体を持っていて、程よい生き方をした人は免疫力が高い。顆粒球60%±5%くらい、リンパ球は35%±5%くらいは、生理的な変動の範囲だが私たちがあまりにも無理が続くとか、あまりにも不活発とかの、自律神経の偏りが出ると顆粒球過剰やリンパ球過剰で苦しむようになる。

無理した人には大量の顆粒球が骨髄で作られ、末しょうXXで常在細菌が住み着いている。消化器官の粘膜とか皮膚の毛根あたりに押しかける。そこで炎症を起こすので歯周病とか吹き出物とか。無理した後に吹き出物出るでしょ。そういう理由があるのです。上から行くと歯周病、ビランン性の胃炎、胃潰瘍、クローン病、潰瘍性大腸炎、痔。女性だったら子宮内膜症とか卵巣嚢腫、ここら辺の顆粒菌過剰の病気は悪化した時海が吹き出すという共通点がある顆粒菌は細菌と反応してウミを作る。だから歯槽膿漏とかになるんです。

ハウスダストに過敏になるアトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症、物理・化学的刺激(例:紫外線、金属イオン)とか、いろんな過敏が出る。

精神的なものに過敏になると蕁麻疹。辛い目にあった時に起こるアレルギー反応が蕁麻疹です。蕁麻疹が繰り返し起こるなら原因を探り当てないとダメ。だから無理も危険。ラクも危険。